他の人気資格の年収はどのくらいか?
他の資格との比較

行政書士の資格を目指すのか、それとも他の資格を目指すのか、迷っている方もいらっしゃると思います。どの資格でも独立して稼いでいる方と、そうでは無い方はいらっしゃいます。また、資格を取得するために費やさなければいけないエネルギーも異なります。結論から言えば、将来的にどれだけ稼げるかだけを比較して、目指す資格を決定することはナンセンスだと思います。

参考までに、人気資格に関して私がお付き合いなどを通じた印象として感じる収入の比較を以下にまとめてみました。

【行政書士】
合格率:6.4%(合格者数:4,133人/受験者数:63,907人/2008年度実績)
収入の幅:500万円から3000万円

【社会保険労務士】
合格率:7.5%(合格者数:3,574人/受験者数:47,568人/2008年度実績)
収入の幅:500万円から2000万円

【司法書士】
合格率:3.4%(合格者数:931人/受験者数:27,102人/2008年度実績)
収入の幅:500万円から2000万円

あくまで個人的な印象ですが、経営的に上手くいっている事務所の収入は、どの資格でもそれほど差が無いように感じます。やはり「自分が携わりたいと思う仕事かどうか」や、「それまでの自分の社会人経験が活かせるかどうか」という実務面の特長で、取得する資格を判断するのが良いと思います。

「どれでも良いから一番楽に儲かりそうな資格をとろう」という発想では、どの資格を取得してもビジネスとして発展させていくのは難しいでしょう。実務経験・スキルが豊富な人が、「自分の能力を最大限に活かして活躍するためには、どの資格が良いか?」と考えながら選択するか、あるいは実務経験は少ない人なら、「自分のやりたい事や適性に合った仕事をするための資格はどれか?」という視点を忘れないで欲しいと思います。

「どんな仕事をやりたいのか」、「なぜこの資格なのか」この基本的なところをじっくりと考えているかどうかは、資格取得後のビジネスにも大きく関わってきます。合格のための下地があったり、受験のテクニックに長けている方なら、資格の取得まではスムーズにいくこともあると思いますが、いざ資格を活かして働こうと思った時に、自分の中に「こんな仕事をやりたい」という想いが明確にあれば、例えばさまざまな壁にぶつかった時でも解決策を見いだせると思います。

担当する実務内容の幅の広さを考えれば、行政書士の資格は多くの人が希望するビジネス領域をカバーしていると思いますし、本人の意欲次第で成長できる可能性が高い資格だと私は思います。



[Link] >>現役行政書士が仕事や年収の実態を語る特集ページ(提供:フォーサイト)